横浜市鶴見区の内科・循環器内科・呼吸器内科・アレルギー科

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 私も新老人 

今年も新型コロナ、新型コロナで終りそうです。

当クリニックは29日新型コロナワクチン接種、30-31日は発熱外来。私は、2023年1月1日は鶴見区休日診療所の担当と年末年始仕事です。

雑誌「サライ「」開運特大号(2023年1月号)奇想転画異(きそうてんがい) 第八十五話(p.128-129)に作家の五木寛之氏(90歳)が 〈新老人〉 を提案し、ニッポンの国力の低下が指摘されるが、 〈新老人〉 の力はまだまだ健在だと。日本は高齢化率ランキングでは現在トップの座を独走中。 (二位 イタリア、三位 フィンランド)真にジャパン・アズ・ナンバーワンで、世界に冠たる老人大国として断乎それを死守すべきだと。

では、五木氏の提案する新老人とは、新老人の生きかたとは! 以下抜粋します。

「高齢者とか、後期高齢者とか半端なごまかしははやめて、居直ることを決意する。

そこで 〈新老人〉 の登場だ.〈後期高齢者〉などとイジケタ呼び方をやめて、〈新老人〉で統一する。

 では 〈新老人〉 とは何か。

 〈新人類〉と同様に、それは世間から好奇と批判の目で見られる存在でなければならない。

 同時に〈新人類〉と同じく、一般社会からある種の異形として畏怖(いふ)される面が必要である。

 「年甲斐も無くーーー」といった囁(ささや)きがかわされるのが 〈新老人〉 の勲章だ。

   老人のあいだでも大きな格差があるが、余裕のある〈新老人〉は、まず浪費することを避けてはならない。

   身だしなみに気をつかう。可能なかぎり外出する。街や山野を徘徊(はいかい)するのは〈新老人〉の特権である。本屋さんがあれば、必ずのぞく。

   歩ける人は歩く。万歩計などを持ってノルマを考えたりすることはない。できるだけ歩幅を大きくとって、大股(おおまた)で歩く。疲れたらどこかに座って休む。

   知人と会ったら喋(しゃべ)る。周囲は気にしない。 以下一部省略

 人生の最後の季節を、古代の人は〈遊行期(ゆぎょうき)〉と名づけた。学生期、家住期、林住期に続く人生のクライマックスである。死に場所を求めて遍歴の旅に出るという話なのだろうが、私は遊びに行く季節と考えることにした。

 〈新老人〉には見本はない。各人名様に〈遊行期〉を過ごすことを考えたいと勝手に思うのである。

私も新老人、勝手に遊行期を過ごすぞ!!